尖圭コンジローマとはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によるSTD(性感染症)の一種で、性器や肛門のまわりの皮膚や粘膜の表面にカリフラワーのようなイボができる病気です。
近年女性の感染が増えています。オーラルセックスで口腔内に感染すると、口腔癌の原因になるとも言われています。
尖圭コンジローマ症状
男性の場合・・・
亀頭の先端部分や冠状溝といわれる辺り、包皮内外板(包皮の内側・外側)、陰のう、会陰(陰のうと肛門の間)、尿道口、肛門のまわりや肛門内などにイボが発生します。
イボの色は白、ピンク、褐色(黒っぽい茶色)、時には黒色とさまざまで、大きさは径1〜3ミリ前後が多いとされています。イボは乳頭状(乳首のような形)のほか、ニワトリのトサカやカリフラワーのような状態になることもあります。
女性の場合・・・
主に大小陰唇(だいしょういんしん)や腟前庭(ちつぜんてい)、会陰、尿道口、肛門のまわりや肛門内といった場所のほかに、腟(ちつ)、子宮頸部(しきゅうけいぶ)など性器の内側にもイボが発生します。
イボの色は白、ピンク、褐色(黒っぽい茶色)、時には黒色とさまざまで、大きさは径1〜3ミリ前後から数センチ大までさまざまです。イボは乳頭状(乳首のような形)のほか、ニワトリのトサカやカリフラワーのような状態になることもあります。
尖圭コンジローマは自覚症状がほとんどないといわれていますが、かゆみや痛みを感じることもあります。
口の中や咽への感染も稀にあるとされている。
上記のような症状があり、心配、疑わしい、思い当たるような性行為を自覚している方は、病院の受診をお勧めします。
検査してみようかな?と思っても、「忙しい」「恥ずかしい」「誰かに見られたら」「気まずい」などという理由から、医療機関から足が遠のいてしまいがちな方は、郵送で検査を行うことができる検査キットもあります。
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尖圭コンジローマの原因となるウィルス
ヒトパピローマウィルス(HPV)
主にHPV6型とHPV11型が原因
HPV16型は子宮ガンを引き起こすウィルスでもあるため女性は特に注意
尖圭コンジローマの感染経路
尖圭コンジローマは性交渉、オーラルセックスなどの行為により皮膚や粘膜にある小さな傷に侵入して感染します。
公衆浴場や温泉、プールなどでは感染しない。
尖圭コンジローマの潜伏期間
3週間〜8ヵ月(平均2.8ヵ月)
潜伏期間が長いので感染経路を把握することが難しい。
尖圭コンジローマの治療法
外科的な治療法
患部をレーザーで焼くか、電気メスによる焼却法、液体窒素による凍結療法で治療する。
尖圭コンジロームの薬物治療
イミキモド(商品名:ベセルナクリーム5%)
(イミキモド(商品名:ベセルナクリーム5%)は2007年7月31日に製造承認を取得した日本初の尖形コンジローマ治療薬です。)
イミキモド(商品名:ベセルナクリーム5%)は一般的な外用薬とは違い、刺激性が強いことから用法が特殊です。(1日1回を週3回、就寝前に塗布し、翌朝起床後に石鹸を用いて洗い流す。)また、使用期間は原則16週間までとなっている。
コンジロームは完治が難しく、コンジロームのウイルスに対して免疫が付くことが無いので、多くのケースで再発と治療を繰り返し完治が難しいとされている。
イボを治療せずに放置すると、症状が悪化し治り難くなるのでイボを見つけたら早期に治療を受ける。
尖圭コンジローマの予防法
コンドームはコンジロームに対して有効な予防となるが、コンジロームは精液からの感染でない為、コンドームでは完全には防げない。
性交渉の相手にイボがないか確認する事も予防となるが、性器ヘルペス同様皮膚に異常が認められない無症候での潜伏期間に感染してしまう事もある。
不特定多数との性的接触を避ける。コンジロームは予防が困難な性病である。



